事業成果物名 |
イマーション・スーツの作業性能改善に関する調査研究
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団体名 |
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事業成果物概要 |
「助成事業の概要」
1.事業名 イマーション・スーツの作業性能改善に関する調査研究 2.目的 IMO(国際海事機関)によるSOLAS 条約(海上人命安全条約)の1983年改正に伴い、イマーション・スーツが新たに導入され、貨物船の場合は、2006年7月1日より乗員全員分の搭載が要求されている。イマーション・スーツは、もともと海上に避難する場合のコールドショックを防ぐことを想定しているため、それほど作業性能は要求されていなかったが、貨物船の実質的な退船作業や生存艇への着座、操作等を考慮すると、現在の作業性能では不十分であることが指摘されている。本調査研究は、イマーション・スーツの作業性能の改善を計るため、作業性能に関する諸問題を調査検討し、作業性能を確保するための基本構造を、また、作業性能の評価方法を提言して、より優れたイマーション・スーツを提供することにより、海上における人命の安全の確保に資する。 3.事業の内容 (1) 退船時作業の調査・検討 ・ 退船時作業の現状を調査し、作業性能の問題点、課題を整理する。 (2) 基本構造の検討 ・ サイズの見直し、保温性能の見直し ・ 身体の動きをできるだけ妨げない構造(材質、厚さ、水密ジッパーの工夫)、首、手足、 胴体の動き易さ、着用が簡単な構造を検討する。 (3) 試作及び性能評価方法の検討 ・ 作業性能の評価方法について検討する。 (4) 調査研究のまとめ ・ 上記調査研究の結果を整理し、イマーション・スーツの作業性能を確保するための基本 構造及び作業性能の評価方法を確立する。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |