平成21年7月27日、28日、インドネシア・バリにて第五回アジア海上保安機関長官級会合を開催し、我が国海上保安庁を含むアジア16ヶ国1地域22機関（ブルネイはH1N1インフルエンザの影響により欠席）から長官級が出席した。

同会合ではアジア各国の海上保安機関に係るキャパシティ・ビルディングについて意見交換が行われるとともに、本年6月に開催された第二回アジア海上保安機関実務者会合におけるキャパシティー・ビルディングに関する検討結果が報告され了承された。また、キャパシティー・ビルディングに関するこれまでの検討結果の総括及び各国の今後の方針の取りまとめ等を次回の実務者会合で行うこととなった。

また、アジア地域における海賊及び武装強盗事案の最新の発生状況について複数国から報告があり、今後とも迅速な情報共有及び対処が重要であることで意見が一致した。
なお、次回第六回アジア海上保安機関長官級会合は中国で開催することで了承された。

その他

事業成果物名	21年度アジア海上保安機関長官級会合の開催
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