事業成果物名 |
2008年度 海と船の企画展事業報告書 白船来航展
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団体名 |
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事業成果物概要 |
展示概要
1 展示会期など (1)展示期間:2008年7月30日(水)~10月26日(日) (2)主催:横浜開港資料館 (3)開催場所:横浜開港資料館 (4)共催:横浜市教育委員会 (5)助成:日本財団 (6)協力:Dr.Stephen and Michiko Levine (7)後援:朝日新聞横浜総局/ 神奈川新聞社/ 東京新聞横浜支局/ 日本経済新聞社横浜支局毎日新聞社横浜支局/ 読売新聞東京本社横浜支局 2 展示趣旨 日米関係史の中で、横浜が舞台となった大きな出来事が三つあります。一つ目は幕末のペリー来航、三つ目は第二次世界大戦後のマッカーサーの進駐。今回の展示でとりあげるのは、その間に起こった二つ目の出来事、スペリー提督率いる白船来航です。 1908年(明治41)10月、船体を白く塗りかえた米国大西洋艦隊の「白船」が、世界一周の途中で横浜に来航しました。日露戦争に勝利した日本は、満州での利権や太平洋での影響力などをめぐり、アメリカとの対立を深めていました。白船の派遣は、日本にアメリカの海軍力を誇示し、軍事的圧力をかけることが一つの目的でした。 しかし、横浜にやってきた白船を待ち受けていたのは、政府や横浜・東京の人びとの歓迎の嵐でした。日米開戦かとまで囁かれた欧米メディアの予想を大きく裏切る大歓迎によって、アメリカの世論が好転し、両国の緊張がとかれたのです。 白船来航は日米両国が国家をあげて挑んだビックイベントでした。この劇的な出来事から今年でちょうど100年。本展示では、白船来航にわいた横浜・東京の様子や、メディアの反応などについて、白船来航関係資料をあつめたレヴィーン・コレクションを中心に構成し、対立と友好が織りなす日米関係史の一頁を紹介します。 3 展示構成 プロローグ 艦隊の軌跡・100年前の市街 -- Prologue (1) 大西洋艦隊、世界周航へ -- Embarkation of the Fleet's world Cruise (2) 艦隊の横浜到着 -- Fleet's arrival in Yokohama (3) 横浜での交歓 -- Welcoming the Fleet's members at the pier (4) 歓迎の横浜市街 -- City views of Yokohama's welcome (5) 提督の入京 -- Fleet commander's welcome in Tokyo (6) 歓迎の東京市街 -- City views of Tokyo's welcome (7) メディアの反応と影響 -- Media's response to events (8) 歓迎のあかし 記念絵葉書と記念品 -- Picture postcards and other memorabilia (9) エピローグ 黒船と白船・開港150年へ – Epilogue 4 展示資料点数 約200点(うちレヴィーン・コレクション170点あまり) 5 来館者数(会期77日間) 17,334人 |
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助成機関 |
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報告書
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事業成果物 |
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