事業成果物名

20年度マ・シ海峡における航行援助施設アセスメント調査実施支援

団体名

事業成果物概要

マ・シ海峡における航行援助施設アセスメント調査実施支援事業は、航行援助施設基金に1.351百万USドルの資金拠出を行い、航行援助施設基金の設立とともに、沿岸3カ国による航行援助施設アセスメント調査の円滑かつ早期の実施を支援するものである。この航行援助施設基金は、2008年4月に開催された第1回航行援助施設基金委員会において設立された。また、同年10月に第2回基金委員会が開催され今後10年間にわたるマ・シ海峡内における主要な航行援助施設の維持・更新に要する費用の調査結果が明らかにされるとともに、2009年における航行援助施設の事業計画が決定された。

 中でも、航行援助施設基金の設立は、IMOシンガポール会議での6つのプロジェクトのうち先立ったものであり、国際航行の用に供する海峡に航行安全と環境保全の実現に関する海峡沿岸国及び利用国の役割分担について定めた国連海洋法条約第43条の規定を初めて具体化した画期的なものと言える。

 加えて、マ・シ海峡では、分離通航帯を維持するため、51の航行援助施設が設置され、40年前から日本財団を始め、官民あげての支援により、これらの航路標識の整備が行われてきており、従来から我国は、大きな役割を果たしてきた経緯もある。

助成機関

  • 日本財団

事業成果物種類

その他

事業成果物

事業成果物名

20年度マ・シ海峡における航行援助施設アセスメント調査実施支援

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