事業成果物名

海洋浮遊ごみ調査回収の実施

団体名

事業成果物概要

第1回
○期日    平成19年4月15日(日)
○天候    晴  海況 波高 0.5m  風向風速 南 1m 
記 事  2007年度(平成19年度)第1回目の浮遊ごみ調査(回収)である。天候も良く波・風・うねりも無く、良好な海上状況です。往路復路ともに全般的に浮遊ごみが多く回収された。本牧沖・磯子沖・横須賀沖での浮遊ごみが多数あり、この海域は低引漁船・遊漁船・プレジャーボート・大型船等が多く航行しているので、これらの船舶等に気をつけての作業でした。今回は復路の横浜構内において、大型で重量のある流木(長さ2.5m・直径60㎝・重量150kg)の回収があった。もし、この流木に衝突した船舶は重大事故を招くであろうと思われる。当神奈川海難救助隊はこれらに関る重大事故防止に貢献をした。

第2回
○期日    平成19年5月13日(日)
○天候    雲  海況 波高 2m  風向風速 西 12m 
記 事  本日は波・風・うねりが強く浮遊ごみの回収はとても困難であった。横浜港と浦賀港で何件かの回収があった。全般的に回収量が少なく、中ノ瀬航路近辺では浮遊ごみの発見回収がなにもなかった

第3回
○期日    平成19年6月10日(日)
○天候    大雨曇雷晴  海況 波高0.5~1.5m  風向風速 西1~5m 
記 事  天気予報ではあまり良くない天候である。出港準備時は曇りだったので準備は直に終えた。横浜港で何件かの回収があり、横浜灯台を出た辺りから雨が降り出し、浮遊ごみの回収が困難になってきた。本牧沖から八景島沖及び観音崎沖まで激しい雷雨で浮遊ごみの回収が全く出来なかった。観音崎沖から浦賀港までは波うねり共高かった。浦賀港入り口付近で何件かの浮遊ごみ回収があった。復路は雨が止み西の風が強く吹き出した。本牧沖で多数の浮遊ごみの回収があった。

第4回
○期日    平成19年7月8日(日)
○天候    晴  海 況 波高1~0.5m  風向風速 東1m 
記 事  横浜港を出た所から八景島沖迄波が高く、浮遊ごみの発見回収は何も無かった。横須賀沖で何件かの回収があったが、まだこの辺も波が高く回収が困難であった。復路は観音崎沖で何件かの回収があり、この辺りは遊漁船・ヨット・プレジャーボート・作業船等が多く航行するので回収には注意しての作業であった。本牧沖ではまとまって同じ場所での回収があった。

第5回
○期日    平成19年8月12日(日)
○天候    晴  海況 波高0.5m  風向風速 南1m 
記 事  本日は快晴で海況状況も良好である。横浜港から八景島沖まで多少の浮遊ごみの回収があった。復路は観音崎沖で何件かが回収された。
特に無人のウエークボードが回収されたことで、海難事故の可能性も考えられるので、回収場所近辺の捜索活動を行った。結果人の確認は出来ず事故ではなかった。この場所は船舶の航行が多いので、他船に注意をしての回収であった。横浜港東海域で、多数の浮遊ごみの発見回収を行った。何かを覆う青ビニールシートの回収もあり、これはプロぺラに巻き付くと重大事故につながる恐れがある。

第6回
○期日    平成19年9月2日(日)
○天候    晴  海況 波高0.5m  風向風速 東2m 
記 事  本日は快晴で海況状況も良好である。猿島沖に多量の浮遊ごみの帯が300メートル位あった。よってこの場所での回収作業が40分位かかった。竹竿が6本、木材大小合わせて10本、ビニールやペットボトル等多数多種類の回収があった。

第7回
○期日    平成19年10月28日(日)
○天候    晴  海況 波高0.5m  風向風速 南1m 

記 事  本日は快晴で海況状況も良好である。台風20号の翌日でもある。横浜港内とベイブリッジ下及びその近辺に多種類の浮遊ごみが多数あった。八景島沖から横須賀沖にかけて赤潮の帯があり、それに沿って浮遊ごみがあった。横須賀沖では赤い文字で練と書いてある、1メートル四方で30キログラムもある看板を回収した。全海域にわたって浮遊ごみが多くあった。

第8回
○期日    平成19年11月11日(日)
○天候    雲  海況 波高0.5m  風向風速 北4m 

記 事  本日は北風が強く吹き寒い一日でした。本牧沖で3件の浮遊ごみを回収した。観音崎沖でプラスチック容器2個を回収した。全海域の浮遊ごみは少なく、綺麗な海洋上であった。おそらく北風で岸(陸)の方に流された可能性がある。

第9回
○期日    平成19年12月 9日(日)
○天候    晴  海況 波高0.5m  風向風速 北3m 
記 事  本日は北風が吹き寒く感じられたが、日差しがあり風の当たらない場所は少し暖かい。横須賀沖で広範囲に浮遊ごみがあり、これらすべてを回収した。危険な大きな流木もあった。観音崎灯台沖でも大きな角材を回収した。ここは船舶等の航行が多い海域なので、船長さんは要注意海域である。

第10回
○期日    平成20年 1月13日(日)
○天候    曇  海況 波高1.5m  風向風速 北7m 
記 事  本日は北風が強く吹き、気温も上がらずとても寒い一日でした。波うねり共高く海況も悪かった。横須賀沖と観音崎沖で2件の浮遊ごみ回収があった。海況条件が悪く、その他は発見回収はなかった。

第11回
○期日    平成20年 2月 10日(日)
○天候    晴  海況 波高0.5~1m  風向風速 北5m 
記 事  本日は3日予定の事業が大雪の為中止延期となり、本日も前日に雪が降り事業が中止になるところでしたが、天候が回復し実施することが出来ました。全体に浮遊ごみが無く、2件のみの回収でした。午後からは北風が強く吹き、気温も上がらずとても寒い一日でした。また、波うねり共高く海況も悪く浮遊ごみの発見回収が無かった。

第12回
○期日    平成20年 3月 9日(日)
○天候    晴  海況 波高0.5~1m  風向風速 南西4m 
記 事  本日は助成事業最終日です。横浜港内で多数の浮遊ごみを回収した。東京湾は大小の船舶が多数航行し、貿易が盛んなことがうかがえる。横須賀沖で浮遊ごみの帯があり、ここでは木材の回収が多い。復路は南西のかぜが強く吹き、波うねり共に高くなった。本牧沖で何件かの回収があった。無事に助成事業を終えることができた。

助成機関

  • 日本財団

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