事業成果物名 |
0705地域資源の活用による地域ブランドの創出と地域活性化に関する研究
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1.事業名
地域資源の活用による地域ブランドの創出と地域活性化に関する研究 2.目的 少子高齢化や市町村合併、地方分権の進展など地方自治体を取り巻く経済社会環境が著しく変化する一方、厳しい財政状況のもとで地域間競争を勝ち抜くために、自然、風土、歴史、文化などの地域資源を再評価し、その特性を活かした産業育成や地域活性化に向けた取組が全国で進んでいる。 本研究は、合併により誕生した自治体の魅力を高める新たな地域イメージを構築し、域内資源の価値・評価を高める地域ブランド創出の検討を通じて、新市における地域の一体感と誇り意識を醸成し、自立した持続可能な地域経営を確立することを目的と して実施した。 3.事業内容 ① 紀の川市(以下、本市という)の地域特性と活用可能な資源 本市の人口、地勢、自然、歴史・文化、産業、観光などの特性、新旧市町の産業振興、地域活性化の取組状況、現在活用されている資源など、文献調査及び商工観光関係団体、行政機関等からの聴取調査等により、新市の地域イメージと活用可能な資源の基礎情報を整理した。 ② 地域イメージ、地域資源に係る意識と行動の把握 市民へのアンケート調査及び商工観光関係団体、行政機関からの聴取調査等により、新市の地域イメージ、良好なイメージを想起する資源、新市の一体感の現状と醸成方策、望ましい将来像などを把握した。 ③ 地域の資源やサービスの特性と消費動向 域内の主要な観光交流施設において、来訪者へのアンケート調査及びサービス提供者への聴取調査を実施し、地域イメージや評価・購入している(したい)商品・サービスなど、消費者の立場からの本市のイメージや資源に対する評価とニーズを把握した。 ④ 先行事例の把握 地理的・地勢的条件や産業構造など本市に類似する特性を有し、地域ブランド戦略を推進する団体の事例調査を実施し、導入経緯、実施手順、課題と解決方策、成功要因分析等を行い、本市の取組の示唆を得た。 ⑤ 地域ブランド構築に向けての課題と展開方向の検討 ①~④を踏まえ、望ましい地域イメージと資源活用を関連させた本市の地域ブランドのコンセプトならびに付加価値の高い商品・サービスのあり方、実現に向けての課題、望ましい展開方向について調査・検討した。 ⑥ 地域ブランド創出に向けての推進方策の検討 地域ブランドの創出に向けて、必要な環境整備及び行政支援のあり方を検討すると共に、主要な方策のスケジュールを提示した。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
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事業成果物 |